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電力需要管理の最新技術!デマンドコントローラー

2023.4.28

 

これからの季節、冷房を使用することが多くなると思います。今現在問題になっている電気代高騰も

あり例年よりも電気代が上がることを不安に思っているのではないでしょうか。そこで空調機の動きや

状態(室温)を自動で監視してくれる電力抑制システムがあります。それがデマンドコントローラーです。

 

今回は電気代の削減にも役立つデマンドコントローラーについて解説していこうと思います。

 

 

もくじ

1. デマンドコントロールとは

  1)デマンド値とは 

2. 太陽光発電と蓄電池

  1) ピークカットとは

  2) ピークシフトとは

3. まとめ

 

 

デマンドコントロールとは

 

事業で使用する電力量の監視・調整を通じて消費電力量を計画的にコントロールする仕組みです。

デマンドコントロールは、無駄な電力消費を抑えることで電気代削減になります。とくに高圧電力契約を結んでいる場合に

高い効果を発揮します。デマンドコントロールによって電気代を抑えるためには、デマンド値が重要。

 

1)デマンド値とは

 

デマンド値とは30分間の平均使用電力のことを指します。電気代の削減は、電力量の使用ピークを、監視・制御することがカギ!

電気代の基本料金は、過去1年間のピーク消費電力=最大デマンド値をもとに決定されます。一瞬でも対応が遅れ、

最大デマンド値を超えると、基本料金がアップする仕組みになっています。つまり、デマンド値を監視し、最大デマンド値を

超えそうな場合に、電力消費を調整して デマンドを抑えることで、電気代の基本料金の抑制、削減ができるということです。

電力消費の影響が大きい箇所から局所的に電力を削減すると効果的です。このように施設の省エネ化と創エネ化に取り組むことで、

効率的にデマンド値を下げることができます。

 

 

2. 太陽光発電と蓄電池

 

デマンドコントロールシステムやデマンド監視による電力使用の効率化と併せて検討したいのが「太陽光と蓄電池」です。

 

1) ピークカットとは

 

デマンドコントロールの仕組みを活かす手法としてピークカットが注目されています。ピークカットを行うには、太陽光発電と蓄電池の

設備を利用します。太陽光パネルで発電した電気を、自社で使用することで電力会社から電気を買う必要がなくなり、その分デマンド値を抑制できます。

 

 

2) ピークシフトとは

 

昼間は夜間と比べて電気の需要量が多いため、一般的に電力会社の電気使用料金は昼間が割高、夜間が割安に設定されています。

蓄電池を活用することで、夜間の割安な電気を購入して蓄電池に貯めておき、昼間に消費する電力の一部をまかなうことが可能です。

このように電力消費が増える昼間を避けて、朝や夜間に電力を消費する(貯める)ことを、ピークシフトといいます。

ピークシフトに寄って、デマンド値の上昇が抑えられます。企業・法人が太陽光発電システムを導入し、発電した電気を自ら使用する「自家消費」は、

メリットがあります。太陽光発電を活用すれば電力会社から購入する電力量そのものを減らせるため、より直接的な電気代削減に繋がりやすいです。

 

 

まとめ

 

脱炭素社会に向けた動きが強まるなか、空調設備のムダな電気使用を抑え、CO2排出量を削減しながら環境への取り組みとしても注目されています。

安い設備投資ではありませんが、今後メリットはあると考えてます。